【出会い系】サイトのイメージとトラブル紹介!

2020年11月22日


2000年代の出会い系のイメージと言えば男女関係が、大半をしめていた印象でしたが、SNSが主流とたった今では、その印象も薄れ気軽に恋人探しだけでなく、趣味や仕事や友達探しにも利用されるようになってきて、リスクも少なくなってきていますが、トラブルは今でも絶える事はありません、そこで今回 出会い系サイトを利用したトラブルを調べてみました。
興味の有る方は目を通してみて下さい。 トラブル回避の参考になれれば幸いです。

出会い系サイトとは

出会い系サイトとは、パソコンやタブレット、スマホ(携帯電話)などの通信機器(インターネットなど)でコミュニケーションをとる,サービスを提供しているサイト一つで,男女の間を取り持つサイトです。

一般的なイメージ

出会い系といえば、その昔[体だけの関係・援助交際・詐欺・美人局]といったイメージが多く、あまり良いイメージを持つ方はいませんでした。 しかし昨今では、SNSやコミュニティーサイトなどの普及により、イメージも変わりつつあり、気軽にオープンな関係を求める若者も多くなっているようです。

例えば、趣味友や同じ職種のコミュニケーションをとるためや、友達を増やす為といった様に、必ずしも体の関係が目的ではなくなってきています。

しかし、トラブルがあるのも事実です。

ネット・トラブル

トラブルの内容として色々ありますが、これまでに有ったトラブルをいくつか挙げたいと思います。
[サクラ]ネットをお通して会話をしていた相手が、実は業者の雇った人物で、ポイントを使わせ、足りなくなると新たにポイントを購入させて会話を引き延ばせたり、他サイトに誘導したりと、利用者にポイントを購入せる目的で、会う約束をなかなかしないかったりします。
こういった事例によって全国各地で利用料金などの損害賠償を求める裁判が起きていたりもしています。

また、出会い系を利用した18歳未満の少女らが、買春被害などに巻き込まれるトラブルなどが多発したことから、2003年から法規制されています。

さらに2008年には、運営業者に対し「インターネット異性紹介事業者」として都道府県公安委員会へ届け出ること及び、18歳未満の利用禁止が義務付けられています。

驚くことに、ゲームなどのコミュニティーサイトでも、情報交換をするネット掲示板などを使い、会う約束の内容などを書き込み、トラブルに巻き込まれた児童件数を警視庁が調べたところ800件近くの事例を確認したことが2008年に発表されています。

架空請求詐欺などもアダルトサイトや、出会い系サイトに登録した男女のリストが業者間で出回っていることが想定されていて、そのリストを入手した業者が、確実にターゲットから金銭を請求するなどの手口もあり、内容も色々と変化をしています。

出会い系トラブル実例

未成年者のトラブル
家出中の女性を自宅に泊めてあげただけで罪に問われるケースもあり、女性側が自発的にとった行動であったとしてもダメな場合もあります。

男子高校生が登録時に親や兄弟、先輩などの身分証などで登録し、18歳である事を隠し、登録したことで、26歳の女性がトラブルに巻き込まれた例もあります。

昏睡窃盗

平成27年11月、出会い系サイトで知り合った男性がラブホテル内で眠った隙に現金15万円を財布から抜き取った事件です。
当初、被告人は「風俗の接客をする為に薬物を使用していた」と述べ「犯行時の記憶がない」と主張していましたが、犯行後ホテルから利用したタクシーのドライブレコーダには、道順を明確に指示する音声が記録されていたため、記憶が混濁していた様子は無いとしましたが、多重人格という新たな病名も飛び交うなど、長期裁判になった例もあります。
犯行前後の平成27年10月頃の女性は、ホストクラブなどで多額の債務を抱えていたことも報じられています。

強盗致傷

強盗致傷の疑いで17歳の高校生ら3人を逮捕(鹿児島県)
2020年(今年)7月におきた事件です。
出会い系サイトで知り合ったと30代の男性と会い、因縁をつけて首を絞めるなどの暴行を加え、ケガをさせ、5000円が入った財布と携帯電話を奪った疑いが持たれていて、警察は17歳の男子高校生も関与していたとし、事件の詳しい経緯を調べています。

美人局・恐喝

恐喝の疑いで、通信制高校の女子生徒(17)含む男女5人を逮捕(埼玉県)
2020年(今年)8月におきた事件です。出会い系アプリを使って呼び出した男性(29)に対し、現金10万円を脅し取った疑い。男性は少女に「ホテルに行こう」などと誘われ、ホテルへ到着したところ、後から少年4人が現れ「俺の彼女なんだけど」などと脅迫され、その場から逃げ出したものの、再び囲まれて脅されたため、現金10万円を少年らに手渡した。近隣住民が110番通報し、防犯カメラの映像などから少年らの関与が浮上。少年らは「お金を脅し取るために誘い出した」などと容疑を認めているという。

逆転無罪判決

2018年11月の事件ですが、サイトを通じて知り合った女性とホテルで買春した際に「未成年者だと気づかなかった」と男性は主張していましたが、第一審で男性には未必の故意(疑がわしいのに無視した事)があったとを指摘し、児童ポルノ禁止法違反、児童買春の容疑で有罪判決が出されましたが、高裁での裁判では、会う前と会った時に少女が、男性に対し年齢を21歳と偽っていたことや、容姿や体型などから未成年であることが容易に推測できるものではなかったということで、男性には未必の故意はなかったとし、一審の判決を破棄し、逆転無罪の判決を出しています

出会い系サイトでは、登録時に免許証を提示しなければなりませんが、名前や住所などの項目は、提示することを求められていないサイトもあり、確認の証明としてはあまり機能していない事から、令和元年12月14日より運営業者は児童利用禁止[18禁]などの表示が必ず記載されている事や、18歳以下の利用を禁止する為の、ユーザー登録に対する、情報の提示[運転免許証]などで、年齢及び生年月日の確認・支払いなどにクレジットカードを使用する事をすすめ、通常児童が利用できない方法での規約などを求める事などが規定に記載される様になりました。

大手出会い系運営業者の逮捕

2018年12月に、大手の出会い系サイトが買春募集の書き込みを放置していたことで、売春幇助の罪に問われ、運営会社の社長が逮捕された事例もあります。

高額な料金請求の詐欺

2019年3月に運営業者が逮捕された事件では、SNSでターゲットの男性を出会い系サイトに登録したら電話番号を教えると騙して誘導し、実際に登録しても電話番号を教えることはなく、サクラとして雇った従業員が被害者男性とメールのやり取りを引き延ばすことで、7万円の料金を発生させて請求した詐欺容疑があります。出会い系サイトで従業員「サクラ」を使って被害男性に現金を使用させたとして、警視庁はサイト運営会社役員(30)ら男女29人を詐欺の疑いで逮捕しています。

といった様々なトラブルや事件も実際に起きています。

また、買春を行った男性が逆転無罪になった事例もある様で、詳細については、女性が年齢を21歳と偽っていた事や、身長体重が成人女性の平均に近かったなどの理由から未成年とは断定できないとし、逆転無罪となったようですが、ネット上では、「そんな理由はおかしい!!」などと、様々な憶測が飛び交っている例もあります。

この様なトラブルに巻き込まれる事もありますので、これから 出会い系を始めようと言う方は、用心したほうが良いと思います。とは言え、どの様に回避すればよいのでしょうか⁉。

次の記事では、リスクやトラブルの回避する方法について出会い系のプロから学んだ方法を記載しています。
こちら☞ リスクやトラブルを回避する方法!

100%回避する事は不可能ですが、0の知識が10~50%でも上がれれば幸いです。